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フィリピン語(タガログ語)

言語の説明

フィリピン語(フィリピノ語)はフィリピン共和国の国語であり、また二つの公用語のうちの一つです(もう一つは英語)。7,109の島からなるフィリピンには多数の言語がありますが(80とも170とも)、首都マニラがあるルソン島の周辺では8大言語の一つであるタガログ語が使われており、そのタガログ語を標準化したものがフィリピン語とされています。このような国内の事情からほとんどの国民が複数の言語を使えると言われています。今日ではフィリピン語の表記にはラテン文字(ローマ字)が使用され、英語と同じアルファベット26文字に「Ñ」と「NG」を加えた28文字が使われます。

言語を取り巻く環境

フィリピンは東南アジアの新興国ですが、諸分野の最先端の情報はやはり国外の先進諸国から導入されます。学校教育では国語と歴史以外の課目は小学校から大学まで英語で授業が行われていますが、これはフィリピン語では学術用語や専門用語(テクニカルターム)などの語彙が不十分であることが主な理由です。したがって、フィリピン語の翻訳は他の言語よりも産業翻訳や実務翻訳の難易度は高いと言えます。しかしながら、フィリピンの経済成長は加速しているため、フィリピン語の翻訳需要の伸びが期待できます。