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スペイン語(中南米)

言語の説明

スペイン語を公用語としている国や地域は、世界で20以上あります。第二言語として使用している国や地域も含めると、五大陸で広く使われている言語です。スペイン語は中国語の次に世界で多く話されている言語で、母語話者は4億人以上います。国際連合の公用語の一つであることや、インターネット上で最も使用されている3つの言語のうちの一つであることなどから、国際的に非常に影響力のある言語と言えるでしょう。

とりわけ中南米では、ブラジルやジャマイカなど一部の地域を除いた殆どの国々がスペイン語を公用語としています。中南米のスペイン語には、ケチュア語など先住民の言語や英語の表現が入り込んでおり、発音や文法など様々な点でスペインのスペイン語と異なります。さらに、中南米のスペイン語圏も、北はメキシコから南はチリ・アルゼンチンまで広範囲にわたり、各地域で独特の表現や言い回しが発達している部分もあります。このような違いによって、中南米のスペイン語話者に向けて翻訳をする際は地域を意識した訳し分けが必要となります。

言語を取り巻く環境

19世紀末20世紀にかけて日本から数多くの人が移民として中南米に渡った歴史があります。こうした日本と中南米の絆が土台となって日本の文化や製品、高い技術力が中南米のスペイン語圏でも幅広く受け入れられています。

中南米には鉄鋼や石油・天然ガスなどの豊かな地下資源をもつ国が多いため、それらの原料に近い地域に工場を設ける日本企業の数が年々増加しています。また、近年になって高い経済成長率をみせているペルーや好況のチリも含め、中南米のスペイン語圏の国々には潜在的なビジネスのチャンスが大いに秘められています。このような背景から、スペイン語圏に進出されている企業様から、現地スタッフのための研修資料や品質管理に関する文書など各種社内文書のスペイン語への翻訳依頼が増えています。

ホンヤク出版社は大手バイクメーカー様や自動車メーカー様などのスペイン語圏に輸出する製品の取扱説明書や整備解説書の翻訳実績も豊富です。